FatFs 汎用FATファイルシステム・モジュール


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FatFsは小規模な組み込みシステム向けの汎用FATファイルシステム・モジュールです。ANSI C準拠でハードウェア・アーキテクチャには依存しないので、必要なワーク・エリアが確保できれば、8051, PIC, AVR, SH, Z80, 68k, H8, ARMなど安価なマイコンでも使用可能です。FatFsをシュリンクしたぷちFatFs↗もあります。

FatFsモジュールの特徴

上位レイヤ・インターフェース

FatFsモジュールは、アプリケーション・レイヤに対し、次のファイル操作関数(API)を提供します。つまり、このリストはFatFsにできることをシンプルに示しています。

下位レイヤ・インターフェース

FatFsモジュールは、単なるファイル・システム・レイヤなので、ストレージ・デバイス制御レイヤは含まれません。使用するストレージに対応した制御関数は、ユーザによって提供される必要があります。FatFsモジュールは、下位レイヤに対し少なくとも次のインターフェースを要求します。OS関連機能を有効にしたときは、これに加えてプロセス/メモリ関連関数も必要になります。サンプル・プロジェクトに下位レイヤの実装例を示します。

資料

FatFsモジュールはフリー・ソフトウェアとして教育・研究・開発用に公開しています。どのような利用目的(個人利用から商用まで)でも使用・改変・配布について一切の制限はありませんが、全て利用者の責任の下での利用とします。詳しくはアプリケーション・ノートを参照してください。


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